これで初心者卒業!基本的な多肉植物の育て方

育て方

いろいろな形や色をしている種類の多い『多肉植物』には、適した栽培方法があります

サボテンに代表される『多肉植物』から、乾燥に強いイメージをもっている方が多いかもしれませんが、もちろん水は必要です

むしろ 栽培の最大のポイントは、水やりです

それぞれの種類の特徴を知って、適切な水やりができて植物は成長します

園芸の世界では、「水やり10年!」(納得がいく水やりができるようになるまで10年の経験が必要)なんて言葉もあります

とは言え、10年もかかってはナンセンスなので、基本的な育て方を押さえていきましょう

欠かせない3つの要素!

多肉植物を育てる上で、と言うより植物を育てる上で、大切な3つの要素があります

それは、『光』・『水』・『風』です

みなさんも、小学生や中学生の頃に 光合成について学ばれたと思います

その光合成には、『光』と『水』と『二酸化炭素』が必要でしたね(覚えてましたか?)理屈は同じなのですが・・・

話を『多肉植物の育て方』にもどしますね

太陽の光がとっても大好き!十分な直射日光に当てて!

多肉植物は、太陽の光が大好きです 光合成にももちろん必要です

できるだけ外で直接、太陽の光を当ててあげましょう

ただし、最近の夏場の直射日光は強すぎる傾向にあり、遮光が必要なこともあります

詳しくは、季節毎の管理方法でお知らせしたいと思います

水やりはメリハリがポイント!与える時はたっぷり、後はしっかり乾かす!

多肉植物は、葉・茎・根などの自分の体に、水分を蓄えることができます

だから、ぷっくりと肉厚な構造をしています

自然界で自生する環境では、水の確保が難しいため このような進化をとげたのかもしれませんね

それでも、植物です お水が成長にも維持にも必要です

適度な量が始めは難しいと感じるかもしれませんが、基本的には水やりして、鉢の土が完全に乾いてから2~3日後(概ね2週間)に水やりの繰り返しです

季節によって、土の乾燥にかかる日にちがかわると思いますので、それに合わせて大丈夫!

それでも不安なら、水やりを我慢してさらに2~3日後に水やりするぐらいでいいかもしれません

多肉植物を失敗して枯らしてしまうのは、過剰な水やりからの根腐れが主な原因かと思います

風通しが重要!無風や冷暖房の効いた屋内は不向き!

そして意外かもしれませんが、植物の成長には風が欠かせません

適度な風は植物の成長を促進するという研究結果もあるほどです

特に、多肉植物は過湿(湿度が高い状態)が長く続くことを嫌います

そのため水やりなどでの水分を風によってとばし、早く乾燥させる意味でも重要です

また、適度な風というストレスがあった方が、根の張りがよくなったり・徒長しにくくなったりします

  • 徒長とは・・・植物の茎や枝が必要以上に伸びた状態のことです

より良い育て方を目指して

欠かせない3要素がわかれば、次はその組み合わせです

こちらの図のように、『光』と『水』と『風』が重なった赤いところが適正な状態です

どれかが欠けても、どれかの量が増えても減っても、管理が難しくなります

バランスが悪いとおこること

  • 光が不足すると、茎がひょろひょろと伸びる徒長の原因になります
  • 水やりが過剰で通気性が悪いと、根腐れやカビが発生しやすなります
  • 風通しが悪いと多湿ぎみになり苦手な環境となります

手をかけることで増す愛着

しかし、多肉植物を置いている場所や環境、季節によって、この3要素の量は変わると思います

だから手がかかりますね、置き場所を変えてあげたり、水やりを控えたり・・・

でも、手がかかるほど愛着が湧きますよ

だから、この3要素の重なったところを目指して、管理する場所を水やりの仕方を工夫してみてください

そのような工夫を考えて、行動しているあなたは、すでに園芸家です!

もしろん、うまくいかないこともあります

私達も、毎年うまくいかない品種や手がかかる品種があります

それも多肉植物の楽しみですので、自由に楽に楽しんでいきましょう

まいぷら
まいぷら

それでは、『 あなたと わたしに 多肉植物のある生活をplusぷらす♪ 』ありがとうございました