やってみよう♪はじめての多肉植物の寄せ植え

育て方

みなさん、多肉ライフいかがお過ごしでしょうか?

多肉植物を楽しむ方法のひとつに「寄せ植え」があります

多肉植物は、種類が多いため、単品での管理を中心にコレクションのように収集する方もいれば

彩りのよいものを集めたり、ユニークな形のものを寄せ植えで育てる方もいます

ある程度、多肉植物を育てている方の中には、ご自身で増やしたもので寄せ植えを楽しむ方もいらっしゃいますね

そこで、今回は、『やってみよう♪はじめての多肉植物の寄せ植え』と題して、初心者の方でも、簡単に寄せ植えが楽しめるように基本的な方法をご紹介したいと思います

必要なもの・準備するもの

  • 寄せ植えしたい多肉植物
  • 鉢、鉢底ネット
  • 土、鉢底石
  • ピンセット、はし、ハサミ、土すくい、スプーンなど

寄せ植えの作り方

①寄せ植え用の鉢に鉢底ネットを敷きます

・画像では中が確認できるように透明のガラス容器に寄せ植えしています

・鉢底ネットは、水切りネットをカットしたものでも代用できます

②鉢底石を入れます

・鉢底石は、軽石やボラ土(日向土)などを使用します

土の排水性や通気性をよくする働きがあり、根腐れの予防に効果があります

・鉢底石の入れる量は、鉢に対して1/3~1/4程度を目安にします

③多肉植物用の土を入れます

・鉢表面より少し低いところまで入れます

まいぷら
まいぷら

『多肉植物専門店MYplus』ではオリジナルブレンドした土を使用しています

・『多肉植物専門店MYplus』では、土表面に飾り砂の代わりに「鹿沼土」を使用しています

・「鹿沼土」は、水に濡れた状態と乾いた状態で、色の変化がわかりやすいため管理しやすくなるメリットがあります

④寄せ植えしたい多肉植物を準備します

・今回は、寄せ植えセットのポット苗

・1苗ずつにばらします

・準備する段階で、寄せ植えしたい苗をすべて用意していた方が作業しやすいです

・根が長いようなものは、ハサミでカットしても大丈夫です

・根が長いままだと植えにくいです

・カットするハサミは、事前に消毒(アルコールや加熱)しておくと安心です

・多肉植物の寄せ植えに使う苗は、根がついた状態のものだけでなく根をカットした状態のものもあります

・カットされた状態の苗を「カット苗」と言います

・最近は、カット苗の状態で販売されているものもありますね

⑤土にピンセットやはしで、軽く穴をあけ苗を植えていきます

植える前に苗の配置はイメージしておくといいでしょう

⑥ひと苗植えたらスプーンで軽く土をかぶせて、また次の苗を植える繰り返しです

・土の表面がデコボコしないように心がけます

⑦『多肉植物専門店MYplus』のポイント1⃣

・背の高い苗や大き目の苗を後方に、小さ目の苗を手前に配置すると立体的になりバランスよくなります

⑦『多肉植物専門店MYplus』のポイント2⃣

・肉厚の苗を鉢の中心に3個パズルのように組み合わせて、その周りにセダムを植えるのも可愛く仕上げるコツです

⑧完成!

・寄せ植え後の水やりは、根付いてくる1週間後くらいを目安にしてあげましょう

その後の管理方法

せっかく作った寄せ植えを大事にしていくために、管理方法もおさらいしておきます

まいぷら
まいぷら

多肉植物を育てる大切な3つの要素があります

それは、『光』・『水』・『風』です

みなさんも、小学生や中学生の頃に 光合成について学ばれたと思います

太陽の光がとっても大好き!十分な直射日光に当てて!

多肉植物は、太陽の光が大好きです 光合成にももちろん必要です

できるだけ外で直接、太陽の光を当ててあげましょう

ただし、最近の夏場の直射日光は強すぎる傾向にあり、遮光が必要なこともあります

詳しくは、季節毎の管理方法でお知らせしたいと思います

水やりはメリハリがポイント!与える時はたっぷり、後はしっかり乾かす!

多肉植物は、葉・茎・根などの自分の体に、水分を蓄えることができます

だから、ぷっくりと肉厚な構造をしています

自然界で自生する環境では、水の確保が難しいため このような進化をとげたのかもしれませんね

それでも、植物です お水が成長にも維持にも必要です

適度な量が始めは難しいと感じるかもしれませんが、基本的には水やりして、鉢の土が完全に乾いてから2~3日後(概ね2週間)に水やりの繰り返しです

季節によって、土の乾燥にかかる日にちがかわると思いますので、それに合わせて大丈夫!

それでも不安なら、水やりを我慢してさらに2~3日後に水やりするぐらいでいいかもしれません

多肉植物を失敗して枯らしてしまうのは、過剰な水やりからの根腐れが主な原因かと思います

風通しが重要!無風や冷暖房の効いた屋内は不向き!

そして意外かもしれませんが、植物の成長には風が欠かせません

適度な風は植物の成長を促進するという研究結果もあるほどです

特に、多肉植物は過湿(湿度が高い状態)が長く続くことを嫌います

そのため水やりなどでの水分を風によってとばし、早く乾燥させる意味でも重要です

また、適度な風というストレスがあった方が、根の張りがよくなったり・徒長しにくくなったりします

  • 徒長とは・・・植物の茎や枝が必要以上に伸びた状態のことです

『多肉植物専門店MYplus』より

今回は、はじめての方向けに多肉植物の寄せ植えの作り方をご紹介しました

『多肉植物専門店MYplus』では、定期的に「寄せ植え教室」の実施も計画しています

また、イベント出店するマルシェなどでは「寄せ植え体験」も実施しています

まいぷら
まいぷら

イベント出店は、『営業カレンダー』でご確認ください

寄せ植えを通じて、たくさんの方が多肉植物のファンになっていただければ幸いです

まいぷら
まいぷら

それでは、『 あなたと わたしに 多肉植物のある生活をplusぷらす♪ 』ありがとうございました