3つの工夫で簡単!多肉植物の屋内管理法

育て方

お客さまから

たに子
たに子

「こんなに可愛いから、どうしても屋内で鑑賞したいのだけど?やっぱり難しいですよね」

というお声をよくいただきます

多肉植物にとって一番BESTな環境は、『光』と『水』と『風』のバランスがとり易い屋外なのですが、みなさんの悩みにお応えしたい熱い気持ちから『多肉植物専門店MYplus』の考える屋内の管理方法をお伝えします

まずはおさらい!初心者卒業!基本的な多肉植物の育て方

まずは、前回のブログでお伝えしている『初心者卒業!基本的な多肉植物の育て方』を一緒におさらいしましょう

より詳しく知りたい方のために、リンクを貼っておきます

欠かせない3つの要素

  • 太陽のがとっても大好き!十分な直射日光に当てて!
  • やりはメリハリがポイント!与える時はたっぷり、後はしっかり乾かす!
  • 通しが重要!無風や冷暖房の効いた屋内は不向き!

3つの要素のバランス

『光』と『水』と『風』が重なった赤いところが最適な状態です

どれかが欠けても、どれかの量が増えても減っても、管理が難しくなります

普通は、この最適な状態を目指して育てていくのですが、理由があってそれがかなわない、それでも育てたい

ここが、今回の趣旨ですね

屋内管理したい理由とは?

  • 最近は、多肉植物の盗難などあって物騒!外出中など外に置いておくのが心配!
  • せっかく可愛い寄せ植えなどを店舗内や自分の部屋に飾りたい!
  • そもそも自宅に庭やベランダがなく屋内管理しかできない!

など 理由は、みなさんいろいろあると思います

その気持ち非常によくわかります

実は、私達も そばに置きたい寄せ植えや希少性の高い高級苗などは 屋内管理もしています

『多肉植物専門店MYplus』の考える屋内管理法

BESTな環境は、『光』と『水』と『風』のバランスがとり易い屋外です!

そのバランスがとりにくい屋内は、どうしても状態が悪くなりやすく徒長しやすいです

あくまでも屋内管理の方法は、少しでも状態を悪くしない徒長を遅らせる対策(工夫)と考えてください

①置き場所を固定しない

多肉植物の置き場所として、最適な場所は『日当たりがよく・風通しがよい場所』です

例えれば、開放されている窓際ですね

屋内であれば、3つの要素のうち『水』は、「水やり」で人為的に行えますから、残りの『光』・『風』を考え工夫します

しかし、一年中、そして一日中『日当たりがよく・風通しがよい場所』を屋内で探すのは至難の業かもしれません

だから、置き場所をどんどん移動します

  • 朝方は、朝日の差し込む窓際に
  • 日中は、留守にするので開放された小窓の側に
  • 夕方帰宅してからは、鑑賞するためリビングに
  • 就寝する前には、風通しのよいキッチンに

といった感じで、その時々で置き場所を変えて、足りない要素を補ってみてください

移動する際に、苗の状態も確認できますし一石二鳥ですよ

②水やり後の工夫

「水やり」の基本は、土が乾いたらたっぷりと!です

『鉢底から水が出るくらいたっぷり与え、土がしっかり乾くまで乾かす』といったメリハリが大事です!

しかし、屋内では その土の乾き方が 屋外に比べると 乾きにくくなります

多肉植物は多湿が苦手、ここから調子を崩すことが多いです

そこで、①置き場所を固定しない の応用です

水やり後の数日間むりなら数時間だけでも、より風通しよい場所に置く!できれば屋外に

これです!この数日間や数時間の効果は、確実にあります!ぜひ取り入れてみてください

③文明の力に頼る

現在は、植物を屋内で管理したいと考える人も多く便利な商品が開発されています

また、それらをネットを通じて簡単に、誰でも購入することが可能な時代です

たくさん商品はありますし、金額も高額なものから安価なものまで様々です

植物生育用LEDライト

本来は、農園などの植物栽培などで日照不足の解消や成長促進用として使用されていましたが、最近では家庭用の植物育成用LEDライトも増えています

Googleで検索してみると、Amazonや楽天市場などで、安いものなら数千円で購入できます

送風ファン

こちらも 今ではサーキュレーターとして家庭でもなじみある商品が多数存在します

空気の循環が促せれば十分なので、大型な送風機で強い風をあてる必要はありません

こちらは、ネット購入だけでなく、ホームセンターなどでも難なく入手できますね

正解は楽しむこと

何度も言いますが、多肉植物にとって一番BESTな環境は、『光』と『水』と『風』のバランスがとり易い屋外です

しかし、屋内管理でも十分に楽しむことができると考えます

今回ご紹介したような工夫次第では、もっと状態よく育てることもできるでしょう

それに、徒長しては いけないと言うこともないのです

苗が弱るほどの徒長でなければ、案外それは増やすチャンスでもありますしね

まいぷら
まいぷら

それでは、『 あなたと わたしに 多肉植物のある生活をplusぷらす♪ 』ありがとうございました